システム設定の解説(Version 1.3)

Version 1.3のシステム設定で設定可能な項目について下表で解説します。

項目解説
サムネイル機能フォルダーのサムネイルを表示する機能をON/OFFします。OFFにした場合、インストール前の機能(既存のプロバイダ)が使用されます。拡張子毎にON/OFFできます。
プレビュー機能フォルダーのプレビュー機能をON/OFFします。OFFにした場合、インストール前のプレビュー機能が使用されます。拡張子毎にON/OFFできます。
既存のプロバイダーサムネイルが指定されていない動画のサムネイルについて、ONの場合は既存のプロバイダーを使用して生成します。OFFの場合はデフォルト位置の映像をサムネイルとして生成します※2。拡張子毎にON/OFFできます。
優先APIサムネイルを生成する際に優先して使用するAPIを指定します。優先指定したAPIでサムネイル生成に失敗した場合は、他方のAPIを使用してサムネイル生成を行います。
デフォルト位置サムネイルが指定されていない動画で、既存のプロバイダーを使用しない場合にサムネイル化する映像の位置を指定します。単位はミリ秒です。動画の長さが指定位置よりも短い場合は、動画の末尾をサムネイル化します。
AVC10bitカラーはMFを抑止AVCやHEVCで10bitカラーが使用されている場合はMediaFoundationによるデコードを抑止します。これは旧式のGPUでMediaFoundationがフリーズする不良を回避するための機能ですが、新世代のGPUでは抑止を無効にすることでデコードが可能になったり、処理性能が向上する場合があります。
コンテキストメニューのアクセスキービューアーを起動する際にコンテキストメニューに表示される項目「サムネイルを指定(T)」に移動する際に指定するキー(アクセスキー ; この場合は”T”)を指定します。英数文字のみ指定できます。
補間画像をキーフレームに限定ONの場合、プレビューで表示する補間画像をキーフレームに限定します。キーフレームに限定しない場合、画像の抽出に時間が掛かる場合が多いため、一般的にはプレビューの表示が遅くなります。
OSのサムネイルキャッシュを使用ONの場合、プレビューにサムネイルを表示する際に、OSのサムネイルキャッシュを使用します。OFFの場合は、サムネイルであっても動画から画像を抽出します。一部のOSで拡大領域に表示される画像が小さくなる場合は、この項目をOFFにすることで回避できる可能性があります。
ダブルクリック時の動作プレビューの縮小画像をダブルクリックした場合の動作を指定します。

※1:システム設定は、Version1.3.8以降の機能です。
※2:この項目を変更しても、フォルダに表示されるサムネイルは直ちには変更されません。OSのキャッシュを削除したり、ThumbRefを使用してキャッシュを更新することでサムネイルが変更されます。