TIPS – 指定したサムネイルを別のPCで表示
2020-08-19
2024-03-11
埋込み機能を使用する場合
埋込み機能を使用した場合は、動画ファイルを普通にコピーや移動しても、指定したサムネイルが別のPCで表示されます。埋込み機能は、ThumbnailCity Version 2以降のシェアウェア版で、mp4コンテナに限り利用可能です。
埋込み機能を使用しない場合
ThumbnailCityは、サムネイルやブックマークの位置を、ADS(代替データストリーム)と呼ばれる領域に書き込みます。ADSはNTFS又はReFSでのみ利用可能な機能であるため、動画ファイルをサムネイル位置も含めて別のPCにコピーするには、多少の注意/工夫が必要です。
- サムネイルやブックマークの指定は、シェアウェア版で行う必要があります。表示はフリーウェア版でもシェアウェア版でも可能です。
- Windows File共有(共有フォルダ)を経由する場合は、そのままコピーできます。
- SDカードやUSBメモリ等の外部メディアを経由する場合は、メディアをNTFSでフォーマットしておく必要があります。
- その他の場合は、ADSをサポートした圧縮ファイルに入れてコピーする必要があります。ADSをサポートした圧縮ファイル形式には、RARやWIMがあります。
ADSをサポートしている代表的なアーカイバソフトとしては、WinRAR(RAR形式)、7zip(WIM形式)があります。それぞれのソフトで必要な設定を下の図で説明しています。
WinRARを使用する場合
- 圧縮形式は「RAR」
- 「ファイルストリームを保存」をチェック
7zipを使用する場合
- 圧縮形式は「WIM」
- 「代替データストリームを保存」をチェック