TIPS – サムネイルが見切れる現象を改善

Windowsのフォルダに表示されている動画のサムネイルは、デフォルトでは枠(スプロケット)に囲まれた状態で表示されます。このスプロケットは、サムネイルプロバイダーから受け取った画像にOSが付加しています。その際に画像の一部がスプロケットによって隠され、画像が見切れる現象が発生しています。

ThumbnailCity Version 2では、この対策として、見切れないようにThumbnailCity側でスプロケットを付加する機能を追加しています。この機能はデフォルトで有効です。


ThumbnailCity Version 1の場合の改善方法

ThumbnailCity Version 1の場合、この現象を回避する機能はありませんが、OSの設定を変更してスプロケットをOFFにすることで「見切れ」を改善することができます。単にスプロケットを外すと、静止画との区別が難しくなりますが、サムネイル右下に付加されているシンボル(オーバレイ)を変更することで、視認性を改善することができます。

上記の設定(スプロケット外し&オーバレイ変更)は、レジストリを操作することで行なえます。詳細はマイクロソフトの以下のURLで公開されています。
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/win32/shell/thumbnail-providers

本ページでは、上記の操作を行うバッチファイル集をフリーウェアとして公開しています。以下リンクからバッチファイル, 補助コマンド, readmeを固めたzipファイルをダウンロードできます。自由にご利用ください。
http://local.comvic.mydns.jp/destpath/VideoThumbnailSwitch1.0.1.zip

左の画像は、バッチファイルを実行してサムネイルの見た目を変更した場合のサンプルです。