ThumbnailCity既知の不具合
2019-08-19
2024-12-06
ThumbnailCity Version 1.3.10又はVersion 2.0.13には、以下の既知の不具合があります。
- 本現象は、mp4ファイルが不正なデータであることに起因する不具合です。このmp4ファイルをMediaInfoで解析すると、ツリー表示にした場合にGeneral情報の下にConformance errorとして”General compliance: Element size xxx is more than maximal permitted size xxx”と表示されます。
- 当該ファイルをffmpeg等でmp4コンテナに再変換することで不正なデータを切り落とすことができます。不正なデータを切り落とした後であれば、ThumbnailCityの埋込み機能を使用してサムネイルやブックマークを指定することができます。また、埋込み機能を使用しなければ、不正なデータを切り落とさなくても、サムネイルやブックマークを指定することができます。
- ThumbnailCityでは、Version 2.1.6以降で、不正なデータを自動で切り落とす処理を追加する予定です。
- 本現象は、ThumbnailCityの不良です。
- Version 1系はVersion 1.3.11で改修する予定です。Version 2系はVersion 2.1.3で改修しました。
以下の原因と対処があります。
- 他ソフトウェアによりレジストリが上書きされた場合
- 代表的な他ソフトウェアとしては、IcarosやK-Lite codec pack等があります。これらソフトをインストール/アンインストールしたり、設定を変更した場合に発生します。
- スタートメニューの「ThumbnailCity」フォルダから「システム設定」を起動し、該当する拡張子の「サムネイル機能」がOFFになっている場合が該当します。
- 「システム設定」でOFFになっている「サムネイル機能」をONに変更することで回復できます。
- アンチウイルスソフト(セキュリティソフト)により機能が抑止された場合
- この場合は、何らかの警告等がアンチウイルスソフトにより表示されることが多いです。
- この場合の対処は、こちらを参照してください。
- 現時点までに確認されている範囲では、本不具合は、連携先プログラムの不良に起因するものです。
- 不良のある連携先プログラムは以下のものが確認されています。
- Media Preview(BabelSoft)
- Logitech Webcam Software(Logitech)
- Icaros(Xanashi)
- MainConcept MP4 Demultiplexer Direct Show Filter(MainConcept GmbH)
警告やエラーが表示される場合は、FAQも参照してください。
上記以外の不具合を発見された場合は、当方(mottei6@yahoo.co.jp)までご連絡頂ければ幸いです。当然のことですが、把握していない不具合は、修正できません。不具合の調査/対策に協力頂いた方には、シェアウェア版ライセンスを差し上げます。詳細はこちら。